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GEORGE'S ROOM 社長の部屋

のように生き、
のようにありたい。

代表取締役社長 伊澤 正信(愛称:ジョージ)

ジョージ

食欲、性欲、財欲、名誉欲、支配欲、征服欲等、人間には様々な欲望がある。
「犬のように生きたい」とは、まさにこの欲望を可能な限り満たしたいという欲求である。そして、この欲こそが人間のエネルギーの源であり、成長の糧である。
一方、人を思いやり、人に、尽くす気持ちがなければ、人間社会では生きていけない。
「神のようにありたい」とは、素直に他人を受け入れ、感謝する気持ちである。
「犬のように生き、神のようにありたい」とは、この二律背反する獣性と神性の挟間でバランスを保ち、人間的な成長を遂げていくことである。

会社は「法人」といわれるように、血がかよった生き物である。
人間と同様に存続し続ける意思をもっている。
私は、以前、故松下幸之助氏の松下イズムの元で働いた経験があるが、経営環境がどのように変化しようともトップの意思や意欲が企業成長の要であるとの信念を持った。私がいう「犬のように生きる」強欲なバイタリティこそが、「法人」の今後を決定するものではないだろうか。
しかし、強欲さのみでは生きていけない。他人を押しのけてまで手に入れることが正しいとは思えない。
「愛がなければすべては無駄である」とキリストが説くように、人への思いやりや優しさといった神のような大きな心を一方で持つことが大切である。そうして獣性と神性のバランスを図りながらワイルドにマイルドに行動することこそが本来の人間ではないだろうか。
私は人並み以上に強欲であるが故に、あえて神性の要素を高めたいと考えている。

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