お客様の業務を1分・1秒たりとも止めない!!

香西 宣輔

技術・配送センター East Ward チームアドバンス

私の仕事はキヤノン製複合機のメンテナンスと販売です。「複合」と言うだけあって今の時代はFAXとプリンター機能だけではありません。印刷とスキャンはスマートフォン、クラウドとも連携できます。スキャンしたデータを編集・加工したものをペーパーレスで処理するソフトの設定・販売もしています。最近ではパソコンの設定をしている時間のほうが長いこともあります。ペーパーレス化、テレワークが進みデータでのやり取りが増え、ファイアーウォールなどのセキュリティ商材も増えてきました。セキュリティ商材の提案から設定、アフターフォローと仕事内容は多岐になっています。オフィスデジタル機器の総合エンジニアが仕事と言ってもいいくらいですね。


クラブンを選んだ理由


この会社は面白そうだ!と直感したのもあります。前職は農機メーカーで設計・製造をしていました。コミュニケーションが苦手で昔から好きだった機械相手の仕事を選んだのです。ある時、会社を出て現場で稼働している機械をメンテナンスする仕事が発生しました。一人で一軒一軒まわり直接お客様とお話をすることができました。作業報告をした時に「ありがとう」の言葉を頂いた時に『直接お客様の言葉を聞いて役に立つ仕事がしたい』と思いました。それから転職を考え転職サイトからクラブンのホームページを見ました。社長のGEORGEの言葉で「犬のように生き、神のようにありたい」が目に入り、心惹かれたのを覚えています。この会社でお客様の為に頑張るぞと思い複合機をメンテナンスするカスタマーエンジニアを希望しました。


入社から今までのキャリアステップ

入社したらまずはメーカー基礎研修を受講してライセンスを取得します。それからスキルアップに合わせて製品研修を機種ごとに受講します。製品講習はメーカーなどの研修センターで実機を触りながら行う研修と、Webでの研修があります。それぞれに試験があり合格しないと現場で製品をメンテナンスすることができません。その他にも個人でネットワークやサーバーの資格を取得したり、自己啓発の通信教育があります。今は社内スキルコンテストも開催され年間通じて様々な課題に挑戦します。現場での仕事内容は他部署の方々にはなかなか伝わらないものです。社内スキルコンテストはLIVE中継やダイジェスト動画、総合順位が発表されるので社内にアピールする絶好のチャンスです。日々の努力の集大成を発揮し、社内No.1サービスマンを目指しています。

今の仕事のやりがい

やはり難しいトラブルが自力で解決できた時ですね。最近の機械は簡単な構造になってきましたが、それでも「なんでだ?」って故障をする時があります。昔の機械ほど複雑ですが、素直な故障をしてくれます。当然、故障しているときはお客様の仕事が止まっている時でプレッシャーを感じながらの作業になります。トラブルを再現、原因を考え、切り分けをする。部品交換が必要か、調整でなんとかなるのか。マニュアル通りいかない壁にぶつかり、原因を追究する。故障個所を見つけたら、一刻も早い復旧方法を考え作業を進める。そしてお客様のダウンタイム(機械が停止している時間)を最小限にする。ご迷惑をおかけした謝罪とともに、作業報告、再発防止や応急処置の仕方をご説明。「ありがとう、助かった。」なんて言葉を頂けたときは安心しますね。

今後どうなりたいか

メンテナンスをするキヤノン製品は複合機だけではなく、レーザービームプリンター、大型インクジェットプリンター、プロダクション機と呼ばれるクリエイティブアーツ向けプリンター、iTS商材があります。これらすべての製品をメンテナンスできるオールラウンダーになることです。ここで難しいのはどれだけ機械を触ることができるかです。市場でトラブルにぶつかり、悩んでこそ進化できます。積極的に現場に向かいます。市場にないものは座学の勉強になります。知識をつけ販売もできるセールスエンジニアになる必要もあります。お客様の要望を理解しそれにあった製品を提案。自分で販売からメンテナンスまで出来たら最高ですね。お客様や社内から「香西が担当なら安心」と思われるようになりたいです。

こんな方と働きたい!

一生懸命仕事に前向きに向き合うことが大切ですね。私の場合は知識や経験は無視して「やりたい」だけで転職をしました。入社してみると「こんなこともするの?」だらけでした。学生時代は電気(高校)と機械工学(大学)を専攻しました。前職はオイルまみれです。今の仕事はIT(ネットワーク)がほとんどです。試験に落ちることもちらほら。だからといって諦めるわけにはいかない。先輩・上司に教えてもらいながら今でも毎日が勉強です。「一生懸命」な人は誰も見捨てません。遅い時間でも若手が悩んでいるとみんな自然と集まってきます。知る人ぞ知る知識、現場で培ったスキル、そこでのコミュニケーションがすごく大切です。一緒に切磋琢磨できる仲間を求めています。