母 一周忌
元気だった母との突然の別れ
まもなく母の一周忌を迎える。
完璧主義で、老いていく度に小言が増え
家族・親戚との関係性が少しずつ悪化し
孤立していく母を叱った。
『ちょっと言い方がキツイよ!偉そうよ!』
母から
『あんたに何が分かるか!』と返された。
これが、私と母との最期の会話になった。
その後
父が体調を崩したり、子供達が新しい家族を持ったり
この1年、バタバタして大きな喪失感を持つ間も無く
しかし、最後の会話はずっと心に引っかかっており
『生んでくれてありがとう』『家は俺がしっかり守るから』など
想い描いていた言葉とは全く逆で
これが理想と現実かと・・・
いまは
仏壇に向かう度に『母さん、ありがとうね』を先ず伝える。
そして、まもなく一周忌。
『完璧には出来んよ!適当な法事になるけど文句言われなよ!』
と手を合わせる。
K.F




















