今年は!
近年、読書量がぐっと減ってしまっているのですが、前回のブログ(約1年半前)以降で
気に入った本をいくつかご紹介。
・地雷グリコ 青崎有吾/著 KADOKAWA
主人公が強すぎて追いつけない部分もありましたが、「相手の思考を読み切った方が勝つ」という
頭脳戦が面白い作品です。
・アルプス席の母 早見和馬/著 小学館
高校野球を球児ではなく、母親の視点から描いた作品です。
「控え選手」の母となった主人公の葛藤、純粋に応援したい気持ちと、報われない現実へのやりきれなさ、
親同士の微妙な距離感・・・
母親「菜々子」と高校球児「航太郎」の家族の物語。面白いですよ。
・国宝 吉田修一/著 朝日新聞出版
映画を見てから、原作を読みました。
映画も美しくて面白かったですが、原作も秀逸でした。
映画しか見てない人は是非、小説も読んでみて下さい。
(映画では冒頭のチョイ役だった徳ちゃんの活躍や、俊ぼんと春江の関係、
喜久雄の父親の死にまつわる諸々など映画ではあまり触れられていない事も
いろいろあります)
・宝島 真藤順丈/著 講談社文庫
昨年の9月に妻夫木聡主演で映画化された小説。
映画の予告編を見て気になったから購入。冒頭40ページくらい読んでから映画を見にいったから
字幕なしの沖縄方言や時代設定の予習が出来ていた分、映画にすんなり入っていけたけど、
予備知識なしの人はつらいだろうなぁと思ったら、案の定、公開後数週間で上映打ち切られてた。
でも、原作は米軍統治下の沖縄の状況が描かれていて、沖縄の基地問題について今まで自分の
関心の薄さを恥じ入る次第でした。
2025年は映画館で40本近く映画を見ました。もちろん映像の力や役者の演技など映画ならではの
面白さはあるのですが、小説を読むときの、風景や人物の表情を想像する面白さや、人物の
細やかな心情描写、映像ではないからこそ展開できるトリックなど本を読む面白さを改めて
認識した年でもありました。
今年はしっかり、本を読むぞ!
H.K




















