寒がり
私は男のくせして超がつくほどの寒がりです。
事務所で仕事中の時でも寒い時期にはひざ掛け必須ですし、夏でも周りが暑い暑いと言ってクーラーを
強めにしている時には一人上着を着ているほどです。
なぜこんなに寒がりなのかは分かりませんがたぶん体質的な物なのでしょう。
そんな私ですが最近の趣味である登山には四季問わず行っており、特に好きなのが冬の雪山です。
寒がりなのに雪山?と思われるかもしれませんが意外に登っている最中は汗をかくほど体はあったまりますし
何より雪山でしか味わえない空気感といった物が好きなんです。
強風が吹けば体感温度はマイナス10度以上といった世界ですが、ふと風がやみ無風の状態になれば
静寂の空間と冷気でピンっと張り詰めた空気の中、周りを見渡すと一面真っ白の世界。
これが何とも言えない雰囲気で堪りません。
もちろん危険を伴う場合もありますし、終始荒れ模様で辛いだけの行程になる場合もありますが
一瞬でもこの感動を味わえるなら何度でも行きたいと思わせるほどです。
しかしそうは言ってもやっぱり超が付くほどの寒がり。
山頂に着いて周りの人がじっくり写真を撮ってたりする中、私は寒さに耐えれず早々に下山となるパターンも。
もう少し感動を味わう時間を延ばすためにも少しは寒さに強くなりたいところです。
T.Y.

2025年4月立山連峰にて